12th 6月 2007

移転1周年記念パーティ ”武器ではなく着物を”

おかげさまで弊店は来る25日にて、
移転開店1周年を迎えます。
厳しい呉服業界の中であって、
このような日が迎えられますのも、
ひとえに皆様のご愛顧とご支援の賜物です。



(左は旧店舗の片隅、坪庭を造るスペースもありましたが・・・今(右)の店舗はこんなに小さいので、みなさんにはご不便をおかけしています)


重ねて深く御礼申し上げます。
ついては、皆様に育てて頂いた1周年を記念する行事をと、
記念パーティを開催する運びとなりました。

”さかえ屋呉服店より
 
感謝と平和の祈りを込めて・・・
移転1周年記念パーティ
「武器ではなく着物を」

 

日本の方、外国の方、男性、女性、年齢を問わず、
お一人でも、どうぞふるってご参加くださいませ。
日時 : 7月 8日(日) 13時開場 13時半スタート
会場 : 弊店お向かい -Ristorante Loasi- リストランテ ロアシ
会費 :  6,000円 
ビュッフェ形式のイタリアン料理 
ワインとソフトドリンクの飲み放題
プログラム
   ・徳島特有の曲を三味線演奏にてお楽しみ下さい。
   ・着物&浴衣でご参加の方は、記念のお写真を撮影させていただきます。
   ・初代から 「戦前生まれから、着物を通しメッセージ~武器ではなく着物を~」
     昨年DairlyYOMIURI で取材をされた内容の続編
   ・二代目作 「着物と日本」を英語で説明したパネルを展示。
    英語で日本を語る時に、お役立ちください。
   ・ドアプライズ  (くじ引きでのプレゼントをご用意、はずれなしです!)
※ 弊店からご案内状をお送りさせていただいているお客様は、参加費5,000円です。
※弊店で浴衣をお誂えのお客様で、特典をご利用の方は3,000円にてご参加いただけます。
※ はんなり倶楽部会員さんは、4,500円となります。
お申し込み: 電話 048-641-8137 か メールにて、お名前と、ご連絡先電話番号をお知らせ下さい。
       
6月末日まで(定員になり次第、締め切りをさせていただきます)
司会  Ai Uchida アメリカと日本のMIX ラジオDJ・AVANT GARDEのボーカル 
カメラマン Andrea Prologo イタリア人フォトジャーナリスト 
三味線演奏 赤澤 真紀子 we love Tokushima 主催

(今年3月3日の雛祭りの会)

 

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10th 6月 2007

さかえ屋で越智香保利にケンカを学ぶ

上野千鶴子さんのように、
“風をきって先頭を走る”フェミニズムの旗手
ではないのですが、
“風に裾をめくられつつ歩く”
着物リベラリズムの旗手でありたいと思っています。
(英語のインタビューでは。
effort to make the kimono more accessible to everyone
と答えていますが、これで意味が通じているかちょっと不安・・ どう思います?)
例えばね、若い方がお店にいらして、
結婚式に着物で出席したいので、
相談にのって欲しい言ってくださることがあります。
嬉しいな、光栄だなあと思って、より詳しく話をお伺いすると、
何の用具も持っていないが、
予算は5万円ほど・・・・。
(着物を着るためには、用具がちょいと必要です。
こちら参照下さい>http://kimono-sakaeya.com/goods_img/l_good2.html
一度買ってしまえば、ずっと使えるのですが、
この最初の初期費用があなどれません。)
「5万か~ 厳しいなあ!」と思いつつも、
でも何とかしてあげたいじゃない!
若い子に頼られるなんて、
人間の器量が試されるってもんよ!と。
でも、それには「社会通念」に従っていたら、間に合いません。
お客様にも、
「正統派からはややはずれすのですが、
ご予算内でもできますよ。
でも、当日ね、何か指摘をされるかもしれません。
そんなときの反論も私流にお伝えしますから、
それでいっちょやってみましょうじゃないですか!」と。
 
Mさんはお若い(20代前半)のですが、
ご結婚をされたこともあり、
着物で友人結婚式に出席したいと、弊店に尋ねてくださいました。
ご予算が、一般的に結婚式に来ていただく「訪問着」には届かず、
小紋(カジュアル向け)で決定されました。(写真はそのときの相談風景)
さてその時、もしものときのの私の反論は
「昔の人は、もっと自由に着物を着ていた。」 
(この訪問着などの考えは、西洋化にあわせ、明治維新後つくられたんですよ!)
そして彼女から以降こんなメールを頂戴しました。
=====================

でも、本当に、目から鱗だったんです。こんなに気軽に和服を
楽しめるなんて思っていなかったので。確かに最初は小物を
購入したり、いろいろそろえるのにそれなりに金額はかかりま
すが、その後は洋服を買うのとそれほど変わらない金額ですも
のね。
中でも一番だったのが、「昔の人は、もっと自由に着物を着て
いた」
とおっしゃっていたことです。お母様も口を揃えてましたよね

だったら私も自由に着てみたい、と思ったわけです。
いろんな国の文化を柔軟に受け入れることのできる日本だから
こそ、
自国の文化をきちんと自分なりに理解して表現していきたいな
ぁ、と
(写真はその後参加頂いた撮影会での一枚。お似合いでしょ!)
=========================
数年前に、ミニスカートの浴衣がブームだったことがあります。
そのときは「絶対反対!」なんていってたけど、
今ふと思うと
私には全てを否定できる根拠を思いつけない。
形はなんであれ、キモノや浴衣について
みんなに考える機会を与えてくれて、
あれはあれで文化としてマイナスだけの面ではなかったな」

って。
 (マセドニアから友達が来日したとき、
着物をプレゼントしたら、とてもとても上品で、しきたりをこわすことなどしないようなお母様が、
「わたしこれにベルトして、ヒールを履いて日本でパーティにでる」 いってくださいました)
そしてね、逆に私は着物の用具を洋服に取り入れています。
これらは、帯揚げという、やはり着付けにつかう用具なんですが、
私の大好きな「加藤萬」とい一番のメーカー (着物業界言うエルメス)
のものは、こんなにデザインがステキ!
お洋服のときのスカーフにも使おうと、
この紺の色違い、赤を冬はグレーのコートに合わせて使っています!
その他、お客様の声や写真を今回 二代目日記で更新しました。
よかったら見てみてくださいね!http://2daime.kimono-sakaeya.com/

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08th 6月 2007

立ち上がれ やまとなでしこ!

前回、日本女性について、
少々辛口トークになりましたが、
しかし、やっぱり日本女性は、日本の誇り!
と私は思います。
「気配り」がごく当たり前に、
(ほとんど)誰でも出来るのは、
世界でもたぐいまれなんじゃないかな?
気配りが出来る方と一緒にいるのは
ほっとするものです。
ノルウェーの女友達が
たくさんたくさん飲みに誘ってくれても、
ベストの状態じゃないと、腰があがりません。
でも一方で日本の女友達が誘ってくれると、
多少体調が悪くても、心がしずんでても、
「それを汲み取ってくれるからな」と思って、
出かけて行くことが多々あります。
(ノルウェーでは断っても、
関係に傷がつかないという、
そいうったこともあるので)
一方で、男女平等が一番進んだノルウェーから見て、
日本女性は窮屈だろうなと思い、
どうして変わろうとしないのだろう?と
歯がゆく思うことももあります。
それは、
「社会に向かって自己表現をしてはならない」という
「日本女性はこうあるべきだ」的な社会の欲求の魔術に、
囚われている気がするからです。
私は近代社会が市民(男女とも)にもたらした、
特典の一つが
「自己実現・自己表現の自由」
であると信じています。
しかし、日本女性は
「恋人間の関係」
もしくは
「家族間の関係」
のみでしか、
自己表現を許されていない
と思い込んでいる気がしてならないのです。
この「自己表現」を社会でうまく活用することが、
私は近代社会で、
ストレスなく生きていける鍵だと私は考察しているのですが・・・
そんなこんなで、
店の「はんなり倶楽部」を立ち上げる時に、
会員のみなさんがこの倶楽部で、
「自己表現」に使ってもらえたらいいなあと
考えていました。
(規約には書いていませんが、
イベントなどで、手作り品の展示や、
習い事など披露してくださいと、お願いをしていました)
(池田さんからお預かりしている作品の数々。 髪飾りはだいたい500円。 根付けは700円か800円)
そして、ありがたいことに、
会員の池田さんが私の気持を汲み取ってくださり、
この私のアイディアを活用!
池田さんは弊店のリサイクル着物を使い、
和装小物を作り、弊店へ展示販売をしてくださっています。
そして、この度、池田さんからメッセージを頂戴しました。
こちらに掲載をさせていただきますので、
ぜひ「あなた」への応援につなげれば嬉しいです。
(もしこういったことに興味のある方は弊店までご一報下さい)
===========================

さかえ屋さんに手作りの小物を置かせていただいている、「工房はなちどり」の池田です。
越智さんには夢の実現へ向けて大きな一歩を踏み出させてもらったことを、本当に感謝しています。
数年前から、いろいろな小物を作ってみたい、そして販売という形でたくさんの方からの評価をいただいてみたいと思っていました。
具体的にはどうしたらよいのかわからず、とにかく好きなものを作ったり、友人と情報交換をしたり・・・
あるお店に置いてもらえないかとお願いしたことがありましたが、
あっさり断られてしまいました。
まったくの素人の私がお願いを申し出るのはとても勇気が要りましたが、残念でした。
でも、あきらめきれずにいました。
そんな時、越智さんと知り合い、チャンスをいただきました。
 あきらめずにいること。
 出会いを大切にすること。
この2つが私の夢をだんだん確かなものにしてくれました。
あれもこれも、今はできないことばかり・・・とあきらめる前に、
今は何ができるかを探すことが大事です。
そうすれば、少しずつ夢に近づけると思います。
そして自分が夢や目標を持つことで、同じように努力している方々と出会えました。
越智さんもその中のお一人です。
 私もがんばってみたい!
 もっと何かできるのでは?
こんな風に前向きな気持ちにしてくれた越智さんやみなさんに、お礼申し上げます。
これからも夢の実現に向けて、少しずつ前進したいと思います。
私が楽しく作ったものを、みなさんに楽しんで使っていただくために。
(先日のイベントの祝いで、芸者さんの菊御姐さんからもらったお花を飾りなおしました。 芸者さんは、隠しつつも自己表現されるすばらしい才能をお持ちです。さらに姐さんがたが「いいわね、この髪飾りお手ごろで。プレゼントにつかおう」と池田さんの作品を大量購入! 主婦の方と芸者さんは対極にあると思っていたのですが、この髪飾りを通し二つの線が交差したと、私はうれしくなりました。)

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06th 6月 2007

本当は怖い 呉服屋さん!? こんな着物は買っちゃだめ!!

リサイクル着物販売を始め、
「着物を買い取ってください」と
消費者さんから持ち込まれるようになりました。
商品を拝見し、購入されたお値段や状況を伺うと、
びっくりすることが多い!
それは・・・
あまりにも法外な値段
結城紬といわれていても、それは結城風なものだったり、
(おそらく販売員も分かっていない)
さらには、それはデート販売だろ!?
というものまで。 
今日はその中で一つ、プライスがまだついたものがありましたので、
掲載をさせていただくことにしました。

これは、着物用のショールなのですが、
絹100%であったとしても、
作家者であったとしても(ちなみにこの作家さんは、私は知りません)
100歩譲って、日本製であったとしても、
312,900円という値段は考えられないのです!
有名ブランド、エルメスであっても、
30マン円のものは、ミンクがついていたり、カシミアだったりしませんか?
「着物のものは高いから~」とおっしゃられる方が多いのですが、
それでも、原材料は変わらないのです。
しかもこれは、手描きではないです!
あきらかに機械に大量生産をされたもの。
これくらいのお買い物をするときには、
どうしてもっと調べなかったの?と思ってしまうのですが、
お話を伺うと、「無理やり」や「手を握られて・・」など・・・
日本の女性よ、「NO」をいえるようになって欲しい!
そして、このことでどうしても、
書き記したいことがあります。
それは、、、日本女性は男性のおべっかに弱い方が多い!
と思うのです。
ノルウェーの女性達がすべていいとは私は言いません。
(それについては、後日書かせてもらいたいと思っています)
でもね、彼女達は自分達のポリシーをもって買い物をしています。
必要のないものは、ちゃんとNOと断る。
そして、私が日本のある会でみたものはすさまじかった・・・
ご年配の女性達が、
若い男性達におべっかをいわれて、
とても考えれないような値段の着物があれよあれよと売れていく場面。
どうしてそうなったのだろう?と思うと、
沢山の理由を思いつきます。
それは日本の男性がギャランドではなかったために、
ほめられなれていないので、舞い上がってしまう。
そして、時代背景から考えると、
お金を使うことでしか、
もしくはそれが
彼女達の一番の敬われる、
自己表現の世代だったのかもしれない。
私はね、これにえもいえわれない、
日本の社会の病魔を見る気がします。
そしてね、
これにつっかかっていくのではなく、
自分が正しいと思うやりかたをしよう!
と思っています。
だから、07年さかえ屋呉服店夏のコーディネートのご提案!
(全てリサイクルではなく、新品です)
私の大好きな、博多帯のメーカー西村織物さんの
今年の新作の紗の帯 と
そして、伝統工芸のマークがちゃんとした、夏大島を合わせて、
お仕立て代込みで 18万円でおつりがきます!

あのショール1つより安くて、品がいい!!

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04th 6月 2007

戦争の反対は平和じゃない

「戦争の反対は平和じゃない。」

戦争の反対は、「創造」



これはミュージカルRentの歌詞。
初めて聞いた時、「ハッ!」とさせられました。
平和で怠惰にすごすのではなく、
新しいことにチャレンジし、文化を育てていく、精神を持ちたい。
(写真は下駄のお誂え会で、オーダーしてくれたアメリカ人とオーストラリア人のお客様と。
この職人さんは全国を渡り歩いてらっしゃるのですが
「こんなに外国のお客さんがいる店はありませんよ!」と驚いてくださりました。
この小さなさかえ屋にわざわさお運びくださる外国の方々。
戦争世代の母にとっては、戦争ではなく、海外の方が和の文化に魅せられ、
来日してくださることは何よりも嬉しいこと)
私も「創造」の担い手でありたい、そう願い・・・
去る6月1・2・3日、
呉服屋、2度目の夏を迎えるにあたり、
浴衣文化の普及のためのイベントにチャレンジしました。

1日目 金曜日
手作り巾着教室の会
夏からロンドンに旅立つMIKIKO先生最後の会。
昔はこうやってなんでも手作りしたのです。
だから伝統的な日本のものって意外とシンプル。


着物も8回しかはさみをいれていませんし、ほとんどが直線縫い。
それは自分で縫っていたからです。


もう少し早く生まれていたら裁縫が出来ないので、
結婚できないと毎日脅されていたでしょう・・・

2日目 土曜日 お誂え下駄の会

お好きな台と鼻緒を選び、
職人さんがぴたりとあなたのサイズに仕上げてくれます。
サイズがあってないと、お出かけもつらいですよね。
だから私の持論は足元にはお金使う!です。
おうちにあがったときも、
玄関におかれた、お靴が一番注目されるんですよね。


台だけでも、木の違い、加工の違い(焼いてあるとか、塗りをしているか)、形の違いで、数十種類。
(写真をみてみてください!女性用の下駄だけでもこんなに。 
前日はMIKIKO先生がいらした場所は、土曜日には下駄展覧会に!)
さらに鼻緒も、今回の職人さんのこだわりにより、
ほとんどとれない木の皮を加工した鼻緒、
さらには二つの布をつなぎ合わせたものまで、多種多様。


その中でお好きなものを選んで作ります。
オーストラリアのキャサリンは、外交官のためか、
とても日本製にこだわる。
中国のものはいや!と、
結局、桜の木の皮で作られた台、
からむしの鼻緒で、高級な下駄を作られました。

3日目 日曜日 
着物の醍醐味「お誂え」というものが、本当はどんなものかを
知っていただきたいと、
江戸手描き友禅染絵師で、
伝統工芸士の小柳津公龍先生に頼み込み、
(おそらく3回は先生の家に頼みに行きました)
なんと、世界初 !浴衣に手描き会を開催!
(※本当は「お誂え」とは、
反物を選んで、仕立ててもらうことではなく、
反物を自分好みに作ってもらうことなんです)
そして会場はいつもかわいがってくれる
芸者の菊姐さんとぼたん姐さんの取り計らいで、
彼女達のお店をお借りさせていただきました。

(写真は 初代いわく「男が寄り付かないドクロ柄の浴衣」 をきて
今回お誂えをしてくださったお客様共に。
おそらく彼女が一番先生の若いお客様だと思う。
自分のお財布でちゃんと払っている!という意味でね!
お花は、菊姐さん (姉ではなく、女偏にハシゴで姐さん!)から )
 
取材をして下さった外国人の記者さんも、興奮のあまり、
その場で浴衣のオーダーをしてくださり、
仕立てが出来ていなかったため、帯に先生が絵を描いてくださいました。
なんと着たままです! すっごい、Sexy~!


 そしてこちらが、お誂えで描かれた「うさぎ」の浴衣。
「うさぎ」が現在のラッキーチャームということですが、
なかなか浴衣で「うさぎ」柄で、大人っぽいものがない・・・
ということで、お誂えをされました!
その場で先生と構図を相談し、すぐに浴衣に書き入れます。
そして、いつも大変 お世話になっております
Oisixというベンチャーのお客様は、竜でお誂えをされました。
本当に素晴らしい作品が目の前で作られていく、
その興奮をみなさまと共有させていただければと思いますので、
よかったらこちらもご覧下さい>http://picasaweb.google.co.jp/kahori.ochi/gJMReK
(今回先生の特別な取り計らいで、
反物・仕立て代・絵付きで 5万6千円(税別)とでさせていただきました。
「ゆかり ← 今もって私の名前を間違えて覚えている。 には、これからがんばってもらいたいからさ」っと、涙 T T  )

1日目に来ていた着物も見ていただきたく、最後に乗せました。
これは母が私の年齢で着ていた着物を仕立て直してたものです。
そして帯締めは、私が自分用に仕入れたら、
母が販売してしまったあの野澤組紐からいれてた水色の帯締め!
もう一度職人さんに作っていただいた、貴重なもの。
水色を入れるだけで、涼しげに見えるでしょ?
写真のクリスは、この3日間、連続で出席してくれた、
私の一番のお客様であり友人。
いつもありがとうね!
最後に・・・・
今回お世話になった方々にこの場を借りて感謝をさせてください。
MIKIKO先生  今回も助けてくれてありがとうね。 ロンドンでの生活が充実し、更なる自己表現につながるよう、お祈りってる。 でもMIKIKOちゃんならだいじょうび!
下駄職人 菅原さん  若い方に伝えられるものがあるということは、すごいことです! 大変忙しい中、こんな小さなお店に力を貸してくださり、本当にありがとうございます。
小柳津先生  先生と出会えてなかったら、私の呉服屋さん人生はもっとはつまらなかったと思う。私にとって人生の恩人!  本当にいつもわがままにつきあってくれて、ありがとうございます!
菊姐さん ぼたん姐さん うたこ姐さん   女の鏡いや、人間の鑑です。 
    この30という微妙な時期に、いい大人に出会えてよかったと思っています。
るぅさん おいしいケーキをありがとうね。年下とは思えない、人間の深さのあるかただと感心させられました。 
そして、今回も初代と専務(叔父)は、老体に鞭打って、私のイベントをサポートしてくれてありがとうね!
こうやってアルクさんでのブログも終わりかと思うと、書きたかったなあと思うい事が沢山あります。
ピッチを上げて、書いていくつもりですので、よかったらもうしばらくおつきあいください。
次回予告は・・・・
「本当は怖い 呉服屋さん!? こんな着物は買っちゃだめ!!」
  

リサイクルの買取でもちこまれた、着物用のショール。 値札みてびっくり!

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31st 5月 2007

芸者さんに育てられて

月末の木曜は、お茶のお稽古もお休み
一つ、店の成り立ちを考えてみようと、
古い資料を取り出してみた。
 

30年前の店のノベルティー(叔父の宝物)
地縁・血縁もないこの埼玉で、
どうやって父達は48年前、店をスタートさせたのだろう?

呉服屋といえば、通常その土地で何代も続いていくことが多いのに。
新参者がどうやって、
一時期には百貨店とまで豪語し、
何名かの雇用を守り、
大きく仕事をしていたのだろう?
台帳には
「千代谷」「菊」「ヨシエ」「イクヨ」・・・
などの屋号や源氏名、つまり芸者さんたちの名前が・・・
弊店のある大宮は、
昔は東京の奥座敷といわれ、
花柳界(芸者さんの世界)がとても華やいでいた。
一時期は200名以上の登録があったそうだ。
そうなのだ、芸者さんたちの力も
お店の支えとなっていたのだろう。
共に、地縁、血縁のない埼玉で、
一緒に未来を作ってきたのだ。 (未来は今は過去になっているが)
(そのころの芸者さんはたいがいが
田舎からの出稼ぎでそのまま移住されることが多かったのです)
未だに交流のある菊姉さんは言ってくださる
亡き父は、なかなかの人物だったと。


(菊さんは写真嫌い。 なんとか横顔を撮らせていただきました)
「菊さん なんでもうちの反物もっていっていいよ。
出世払いでいいからさ」
と、言っては、若い芸者さんたちに良い物を着てもらおうと
努力をしていたと。
そして、芸者さんのお世辞だろうが、
「さかえ屋さんで呉服作ったっていったら、
ステイタスなんだったから」
とも言ってくれる。
今では残念なことに、大宮の芸者さんは8名ばかり。
菊姉さんのお嬢さんのぼたんさんも芸者さん道に。
昨年私は店に入ることになり、ご挨拶に伺うと
「これからは若い者同士、大宮を盛り上げ行こうね」
と、励ましあった。
そして、もっとありがたいことに、
弊店が移転して、
店が小さくなったので、
イベントができる会場を探していると
 

(ボタンさんとうちの初代  私と同じく、初代にかかるとこの麗しいボタンさも「ゆりちゃんのちっちゃなときからしってるんだから~」)
菊さんもぼたんさんも「うちを使って」と、
二人が開いている割烹を使えるよう取り計らってくれたのだ。
値段を伺うと

「そんなことで貸すんじゃない。
お金払うんだったら貸さないからね」

なんて、ありがたいんだろう。

その会場で6月3日(日)
やはり小さいころから愛しんでくれた
江戸友禅染絵師の先生を招き、
イベントが出来ると思うと、
なんと幸せなんだと感じる。

そして、さらに埼玉の友人のケーキ屋さん
当日、お店で無料の試食会をしてくださる。
彼女もやはり、ケーキ屋さんの二代目だ。

地縁・血縁がないからこそ、
私は埼玉は人情が熱いと思う。

商工会の仲間もそうだ。
困っていればそりゃ無料で広告スペースをくれ、
愚痴りたいときがあれば、
何も言わず飲みに連れて行ってくれる。
そして嬉しいことに、
そんな埼玉でも大きな会社の経営している方々が
言ってくれるのだ
「女将(彼らはそう呼ぶ)!
うちのところより、女将のところのほうが歴史が長いんだからね
すげーよ」

京都では100年はひよっこだか、埼玉では50年は誇れるらしい。
お店は今年で48歳。 父が生きれいれば今年80歳。
さあ、私が何年でつぶしてしまうのだろう?
せめて父の享年(60歳)を越えてやろう!とは思っているのですがね。
どうかみなさんつぶれる前に遊びに来てくださいね!
2日は下駄のすげの実演会を開きます!(見学は無料です)
http://event.kimono-sakaeya.com/?eid=524488
そして、このブログも6月末で終了させていただくことにした。
(改めてご案内させていただきます。突然で恐縮です)
これからは、もっと店を大切にしていかなくてはならない
そいうことも考えてアルクさんの取り計らいです。
だって驚いた「社長=店の顔」と言われたのだ。
そうだそうだ、もっと店番しないとな・・・


(3歳の私 創業当時の店の前で このころは店を継ぐより、ピンクレディーになりたかった)

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29th 5月 2007

社長までカウントダウン


100KM歩いてばかりいるのではありません!
私には、お店の宣伝・広報・IT局統括という大切な仕事が!!
(ちなみに、母は営業・経営局統括、叔父は買取・店番統括)
今日の地元紙さんが、こんなに大きく6月1日からのイベントを紹介してくださいました。
これで、面目がたもてた・・・
その他のメディアさんにもありがたいことに、掲載をいただいていますので、よかったらこちらも見てみてくださいね>http://2daime.kimono-sakaeya.com/?cid=30882
今日掲載の内容は、浴衣フェアについて
概要 http://event.kimono-sakaeya.com/?eid=524382
詳細は次のとおり
6月1日 巾着作りの会 http://event.kimono-sakaeya.com/?eid=524387
6月2日 下駄すげ実演会 http://event.kimono-sakaeya.com/?eid=524488
6月3日 手描き友禅絵付け実演会 http://event.kimono-sakaeya.com/?eid=524491
7月8日 移転1周年記念 浴衣国際交流パーティ http://event.kimono-sakaeya.com/?eid=524454
8月5日 外国人カメラマンによる浴衣姿撮影会&茶会 http://event.kimono-sakaeya.com/?eid=524401

浴衣を弊店でお誂えの方には、イベントへの無料や割引参加の特典がございます。
イベントだけでも参加できますので、ご連絡くださいませ!

そして、もうじき店の代表権が母から移るようだ・・
今日頭のよさそなおじさまがいらして
100KMの疲れで朦朧としている私をよそに、
母と今後について話あっていた・・・
世界一のお金持ち ビルゲイツも 2番目のウォーレン・パフェットも
「子孫のために美田を残さず」という考え。
私の周りの、二代目たちは、
「美田を維持できるよう、帝王学を学ぶ」
ため、修行を続けている。
しかし!うちの場合は、
「つぶれないようにやればいいんだから by初代」
と、帝王学も美田もないまま、突入だ~

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27th 5月 2007

だめだった 100Km ・・

100Km 歩けませんでした・・・・
体は今すごくつらいけど、足の痛さは、しばらくすれば治癒する。
でも、この心の敗北はリベンジが終わるまで残る。
今思うと、なぜあの1歩を辞めたのだと思うと悔やまれてしかたありません


昨日の朝の7時,スタート時には、こんなに元気だったに!!
ドキュメント 二代目 100KMハイク
30KMポイント 高崎 2時くらい  20位で通過! 
 前日興奮で眠れずも、「余裕かも~」 
 (前置き 高校時代の競歩大会では、びりから数えたほうが早かったんですよ)
50KMポイント  熊谷 5時くらい 30位ほどで通過、女子で2番目!
 埼玉県にはいったので、気持は元気に!!
 でも、昔の人は1日に10里(40KM)といったものだ、
  40KM近くでリタイアが増えました。
 というのも、私も含め、みなどこか身体的に異常が・・・
60KMポイント  上位集団には入っているものの
 右股関節が痛くて、足が持ち上がらない
 砂利をふんだだけでも、「いた~」と涙がでちゃう
 休憩地点でも、座ることも出来ず、ひとまず鎮痛剤を飲み、続行
  「みんな痛いんだ、私だけじゃないのだから、歩こう」
67KMちかく  道に迷う 深夜 12:40分  
  
 心細い・・・ 足も痛い。 
 一緒に歩いていた、おばちゃま65歳は
 「戻ればいいんだ、たった6KMのロスなんて100KMに比べれば、なんともないよ。
 足を前に出さんかは、意思一つだよ」
でも、私はそれができなかった
「6KM戻るの!?100KMぴったりでもつらいっていうのに・・・」
私はそこで棄権をし、主催者の方に70KMポイントまで車で連れて行ってもらいました。
そこには、3名70KMまで歩いてこられた方が・・・
3名はまるで戦場からもどった兵士のよう。
みんなぐったりとして、口もきけない。
隅っこのほうに座って、足の手当てをしていました。
結局その中で、次に進まれたのは1人だけ。
70KMまでどんなに大変だったか分かるので、
私は続けられる方にどうしても声をかけずにはいられなかった。
「足大丈夫ですか? 何か私ができることはありませんか?」
って、
彼の足はまめだらけで、血が靴下からにじみ出ていました。
私の靴下の替えをあげたかったのだけど、
サイズがあわず。
しかたなく、痛み止めの薬を渡して、
「今私に残っている、パワーを全てあげれたらいいのに。
辞めちゃった私が言うのには身勝手だろうけど、
ゴールであえたらいいな」といって握手を交わしました。
そして、彼は歩き始め、
その横を私は大会の人の車にのって、
通り過ぎたとき、涙が溢れました。
足を引きずって歩いている姿。
私には「美しく」見えました。
体力はこの地点になると、必要ではありません。
必要なのは「精神力」。
この100Kmハイクで感じたこと。

機械を持たなければ、人間は無力に等しい。

機械の力を借りて、空間を移動しているのに、
あたかも自分の力のように思っている。
そして動物よりえばっり、
時には絶滅においやる。
渡り鳥は、働くことはないが、
何万キロという道のりを
えさをもとめ、
子育ての場所を探し、
一心に飛んでいく。
人間はなんと自分の力を過信しているんだろう。
そしてもう一つ、感じたこと。
誰かに自分を変わってはもらえない。
途中誰かに、10KMでもいい、
変わりに歩いて欲しい。
そうほとんどの人は思ったと思う。
でも、それではあなたの100KMにはならない。
月並みだけど、「人生と同じだ」。
「人には人生を変わってもらえない」と、
頭で理解をしていても
体で納得するのが難しい。(大病を患った人は別でしょうが)
自分を幸せに出来るのも、自分だけなんだ。

私は今回、自分の弱さを認めずにはいられませんでした。
完歩して、充実感を得られたかったけど、
自分に負けて、今は悔しくあります。
よかったら写真が少し載っているので、
こちらの主催者のサイトをhttp://spd-a.com/100/
ご覧になってみてください。
そして、もしやってみよう!とおもったかた、
来年私もリベンジしますので、
ご一緒できれば幸いです。
ちなみにね。
完歩者の傾向というものが、
主催者の方にによればあるらしいのです。
それはね、「性別」でも「年齢」でも、
「運動経験」でもありません。
実は・・・・「どれだけのものを背負っているか」
会社の役職者になればなるほど、完歩率が高まるそうです。
「・・・・」
となると、私は店のためにも、来年は100KM完歩しなくいとな・・・
(先ごろコメントを下さった方、応援本当に嬉しかったです!
改めて御礼申し上げます)

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23rd 5月 2007

100KM 歩くぞ!

今週末、100KMハイクにチャレンジします。
群馬県磯部温泉を
土曜日の朝7時に出発し、
埼玉県浦和に、
日曜日のお昼まで到着できるよう、
挑戦します!
参加の理由は色々あります・・・
1.人生経験
2.チャリティー(参加すると障害者の方の自立支援にお金が寄付される)
3.友人の薦め
・・・もっといえば、戦争で捕虜になり、
歩かなかったら殺されるので、その予行練習 (ありえない話ですが)
でも一番は
頭でばかり考えていてはだめ!
体験して、気がつくことをしりたい、なって。
100KM完歩した友人が言いました
「自己感知」
できるよって。
そいうれば、私はいつも「事象感知」を勤めてるけど、
自分のこと知らないな。

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20th 5月 2007

カッコ良いオトコのゆかた



(タイトルは雑誌の助六から頂戴しました)
オシャレも
浴衣も
「セクシー」という言葉も、
女性だけにあるではありません!

(「セクシー」と言われる事は、
西洋では男性にとって非常に非常に名誉なこと。
これはお知り合いの祐川 京子 さんが書かれた「ほめ言葉ガイドブック」でも掲載)
“日本男児の夏には、浴衣がステキ。”
昨年に引き続き、今年も男性浴衣も豊富にご用意しています。
そして、「昨日より、今日、 今日より明日、 今週より来週、来年より、10年後」・・・
と吉田元総理ではないですが・・・
「今年はもっと男性浴衣を磨きをかけたい!」
と、考えぬいて、思い付きました。
それは、オリジナルの浴衣を作ること!!
まさに「お誂え」です!!
(このような麻と綿で模様なしの浴衣に絵をお付けします。 こちらのお客様は、こちらを袴とうまくコーディネートして、2WAYでお召しにならています)


麻と綿の混合の無地の浴衣に、
友禅染絵師さんが絵を描きます。
6月3日(日)1日限りの特別のイベント。

(6月3日のイベント詳細)
浴衣反物・手縫い代・絵付け代込みで 5万円~
着物業界で、男性のものは、
サムライの魂の影響か
色も柄も抑え目な感じなものが多い。
だから去年、一生懸命、新感覚の男性浴衣を探しました!!
友人のベンチャー企業の取締役さんたちは、
さすがにオシャレに敏感で・・
「他はないもの!」ことだったので。
そこから生まれたのがこのコーディネート
「トラの浴衣に、竜の帯」


「ドクロの浴衣に白い帯」


 「みんな振り向くんだよね~」と
ご満足頂いたようで、「ほっ」とした、二代目はじめての夏の浴衣フェア。
そしてね、昨年から何度も申し上げさせておりますが!!

男性は丈を調節できないので、 (女性にはおはしょりというものがあるので、処理できる)
丈がぴったりであることが、
一番の着こなしの重要ポイント!!

”カッコ良いオトコのゆかた”は似合うこと以上に、

サイズがあっててほしい!

すねがでていたり、
くるぶしが隠れていたんじゃ、野暮!ってもんです。
だから、ぴったりサイズに御仕立てされるのが一番!

(反物が12000円からあるので、手縫い代12000円をふくめても2万4千円~)
その他、昨年のお客様の声
さてね、この友禅絵師さんの絵付け、
これこそ男性だけにとって置けない!
と、私もさっそく先生に発注。 (男女限らずどなた様もOKです!) 
まったく同じ男性の黒の綿麻の浴衣に現在
「ドクロ」の絵を描いてもらっております。
それを母に言ったら
「嫁入り前の娘がそんなのを着たら、
みんな震え上がって、男性が”ますます”寄り付かなくなるわよ」
とまた、地雷を踏んでくれました。
こういった地雷を良く踏んでくれる、初代。
今日も元気に初代語録を作ってくれています。
さて、二代目日記の「今日の初代」は題して「初代が見たものは!!」
なかなか面白いと思う、3本立てでご紹介しておりま~す。
二代目日記 http://2daime.kimono-sakaeya.com/

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