Archive for the '考え' Category

31st 5月 2007

芸者さんに育てられて

月末の木曜は、お茶のお稽古もお休み
一つ、店の成り立ちを考えてみようと、
古い資料を取り出してみた。
 

30年前の店のノベルティー(叔父の宝物)
地縁・血縁もないこの埼玉で、
どうやって父達は48年前、店をスタートさせたのだろう?

呉服屋といえば、通常その土地で何代も続いていくことが多いのに。
新参者がどうやって、
一時期には百貨店とまで豪語し、
何名かの雇用を守り、
大きく仕事をしていたのだろう?
台帳には
「千代谷」「菊」「ヨシエ」「イクヨ」・・・
などの屋号や源氏名、つまり芸者さんたちの名前が・・・
弊店のある大宮は、
昔は東京の奥座敷といわれ、
花柳界(芸者さんの世界)がとても華やいでいた。
一時期は200名以上の登録があったそうだ。
そうなのだ、芸者さんたちの力も
お店の支えとなっていたのだろう。
共に、地縁、血縁のない埼玉で、
一緒に未来を作ってきたのだ。 (未来は今は過去になっているが)
(そのころの芸者さんはたいがいが
田舎からの出稼ぎでそのまま移住されることが多かったのです)
未だに交流のある菊姉さんは言ってくださる
亡き父は、なかなかの人物だったと。


(菊さんは写真嫌い。 なんとか横顔を撮らせていただきました)
「菊さん なんでもうちの反物もっていっていいよ。
出世払いでいいからさ」
と、言っては、若い芸者さんたちに良い物を着てもらおうと
努力をしていたと。
そして、芸者さんのお世辞だろうが、
「さかえ屋さんで呉服作ったっていったら、
ステイタスなんだったから」
とも言ってくれる。
今では残念なことに、大宮の芸者さんは8名ばかり。
菊姉さんのお嬢さんのぼたんさんも芸者さん道に。
昨年私は店に入ることになり、ご挨拶に伺うと
「これからは若い者同士、大宮を盛り上げ行こうね」
と、励ましあった。
そして、もっとありがたいことに、
弊店が移転して、
店が小さくなったので、
イベントができる会場を探していると
 

(ボタンさんとうちの初代  私と同じく、初代にかかるとこの麗しいボタンさも「ゆりちゃんのちっちゃなときからしってるんだから~」)
菊さんもぼたんさんも「うちを使って」と、
二人が開いている割烹を使えるよう取り計らってくれたのだ。
値段を伺うと

「そんなことで貸すんじゃない。
お金払うんだったら貸さないからね」

なんて、ありがたいんだろう。

その会場で6月3日(日)
やはり小さいころから愛しんでくれた
江戸友禅染絵師の先生を招き、
イベントが出来ると思うと、
なんと幸せなんだと感じる。

そして、さらに埼玉の友人のケーキ屋さん
当日、お店で無料の試食会をしてくださる。
彼女もやはり、ケーキ屋さんの二代目だ。

地縁・血縁がないからこそ、
私は埼玉は人情が熱いと思う。

商工会の仲間もそうだ。
困っていればそりゃ無料で広告スペースをくれ、
愚痴りたいときがあれば、
何も言わず飲みに連れて行ってくれる。
そして嬉しいことに、
そんな埼玉でも大きな会社の経営している方々が
言ってくれるのだ
「女将(彼らはそう呼ぶ)!
うちのところより、女将のところのほうが歴史が長いんだからね
すげーよ」

京都では100年はひよっこだか、埼玉では50年は誇れるらしい。
お店は今年で48歳。 父が生きれいれば今年80歳。
さあ、私が何年でつぶしてしまうのだろう?
せめて父の享年(60歳)を越えてやろう!とは思っているのですがね。
どうかみなさんつぶれる前に遊びに来てくださいね!
2日は下駄のすげの実演会を開きます!(見学は無料です)
http://event.kimono-sakaeya.com/?eid=524488
そして、このブログも6月末で終了させていただくことにした。
(改めてご案内させていただきます。突然で恐縮です)
これからは、もっと店を大切にしていかなくてはならない
そいうことも考えてアルクさんの取り計らいです。
だって驚いた「社長=店の顔」と言われたのだ。
そうだそうだ、もっと店番しないとな・・・


(3歳の私 創業当時の店の前で このころは店を継ぐより、ピンクレディーになりたかった)

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20th 5月 2007

カッコ良いオトコのゆかた



(タイトルは雑誌の助六から頂戴しました)
オシャレも
浴衣も
「セクシー」という言葉も、
女性だけにあるではありません!

(「セクシー」と言われる事は、
西洋では男性にとって非常に非常に名誉なこと。
これはお知り合いの祐川 京子 さんが書かれた「ほめ言葉ガイドブック」でも掲載)
“日本男児の夏には、浴衣がステキ。”
昨年に引き続き、今年も男性浴衣も豊富にご用意しています。
そして、「昨日より、今日、 今日より明日、 今週より来週、来年より、10年後」・・・
と吉田元総理ではないですが・・・
「今年はもっと男性浴衣を磨きをかけたい!」
と、考えぬいて、思い付きました。
それは、オリジナルの浴衣を作ること!!
まさに「お誂え」です!!
(このような麻と綿で模様なしの浴衣に絵をお付けします。 こちらのお客様は、こちらを袴とうまくコーディネートして、2WAYでお召しにならています)


麻と綿の混合の無地の浴衣に、
友禅染絵師さんが絵を描きます。
6月3日(日)1日限りの特別のイベント。

(6月3日のイベント詳細)
浴衣反物・手縫い代・絵付け代込みで 5万円~
着物業界で、男性のものは、
サムライの魂の影響か
色も柄も抑え目な感じなものが多い。
だから去年、一生懸命、新感覚の男性浴衣を探しました!!
友人のベンチャー企業の取締役さんたちは、
さすがにオシャレに敏感で・・
「他はないもの!」ことだったので。
そこから生まれたのがこのコーディネート
「トラの浴衣に、竜の帯」


「ドクロの浴衣に白い帯」


 「みんな振り向くんだよね~」と
ご満足頂いたようで、「ほっ」とした、二代目はじめての夏の浴衣フェア。
そしてね、昨年から何度も申し上げさせておりますが!!

男性は丈を調節できないので、 (女性にはおはしょりというものがあるので、処理できる)
丈がぴったりであることが、
一番の着こなしの重要ポイント!!

”カッコ良いオトコのゆかた”は似合うこと以上に、

サイズがあっててほしい!

すねがでていたり、
くるぶしが隠れていたんじゃ、野暮!ってもんです。
だから、ぴったりサイズに御仕立てされるのが一番!

(反物が12000円からあるので、手縫い代12000円をふくめても2万4千円~)
その他、昨年のお客様の声
さてね、この友禅絵師さんの絵付け、
これこそ男性だけにとって置けない!
と、私もさっそく先生に発注。 (男女限らずどなた様もOKです!) 
まったく同じ男性の黒の綿麻の浴衣に現在
「ドクロ」の絵を描いてもらっております。
それを母に言ったら
「嫁入り前の娘がそんなのを着たら、
みんな震え上がって、男性が”ますます”寄り付かなくなるわよ」
とまた、地雷を踏んでくれました。
こういった地雷を良く踏んでくれる、初代。
今日も元気に初代語録を作ってくれています。
さて、二代目日記の「今日の初代」は題して「初代が見たものは!!」
なかなか面白いと思う、3本立てでご紹介しておりま~す。
二代目日記 http://2daime.kimono-sakaeya.com/

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08th 5月 2007

思い邪なし  諾威病の私

GWの私の最大の関心事、
-フランス大統領選-
日本の今後のあり方の
試金石になるかもしれない
と思えたから。
フランスや日本のように資源がない国が、
どのように、市民平等の高福祉社会を実現していくか。
ノルウェーが、
あれほどまで高福祉で、人権重視の政策ができるのは、
石油という資源があるから。(世界で販売高2位)
自然に湧き出る資源の利益を
国民が分け合る
という考えは、受け入れやすい。
一方、フランスや日本のような
資源が乏しく、
何かをプロダクトしていかなくてはならい国では、
ノルウェー的な考えに反発を持つ人が大半だ。
労働の成果によって、
リターンを得たほうがいい。
今回のフランス大統領選では、
その考えを支持する人が多かったことを表した。
1面的に見れば、成果報酬的がいいと思えるが、
将来に不安も・・・
 超競争社会 (ノルウェーの友達と話すとよく not competition!といわれる)
  自然破壊 (ノルウェーでは、自然がなくては、幸せはないと考えられている)
タイトルの「思い邪なし」は
所得倍増計画の立役者、下村治氏の言葉を引用しました。
所得が倍増した後は、
「日本は江戸時代のような生活になるべきです」と説いた彼。
江戸時代生活への切り替え方を描いた著書はあるのだろうか?
あれば、ぜひ読みたいので教えてください!
今回、残念ながら私の応援していた
ロワイヤル候補は、大統領の座を逃しましたが、
彼女の面魂をみると
「思い邪なし」といえる気がしました。
高福祉の社会は、
資源をもつ北欧だけの夢物語になるのでしょうか・・・
ノルウェー(諾威)奨学金をゲットした、友よ!
そこんとこ、色々滞在中に検証してみてチョ

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24th 4月 2007

将来の美人アルメニア大臣と語るフランス大統領選

(値段がつけられない、総しぼりの振袖の前で。 きぬたやさんの展示会)昨日はタテビックと濃密なデート。
築地で二人で落ち合わせた後、私の仕事の都合で、母と合流して呉服の買い付け。
そして、その後は浜離宮公園、最後に母のおごりでディナー!(サンキュー!!初代!)
彼女は、文部科学省の奨学金を得て、博士号にチャレンジ中のアルメニア人。
大変な勉強家で、睡眠時間もほとんどとらないほど。
でも、いったん今日はOFFと決めるとスパッとしている!
息抜きしたい!とSOS発信を送ってくれたので、

朝一番に、彼女の大好きなお寿司のため、築地場内市場へ。
海に接しないアルメニア。
最初は生の魚を食べるのは怖かったらしいが、
今は週に1度は寿司を食べたくなるほど「寿司中毒!」なのと。

(見る魚、見る魚を写真にとるので、「アルメニアで魚図鑑出したら?」と私は大笑い)
なじみがない方もあると思うので、
アルメニアについて私が知っている情報を紹介をさせていただきます!
shinh.png

知っている事1:旧約聖書にあるノアの箱舟が漂着したアララット山が見える

  (現在はトルコ領ですが、以前はアルメニアだった)
知っている事2:ソ連に一度は組み込まれたが、1991年他の国と同じく、独立
知っている事3:世界最強の美人国といわれている

それくらい、、(><)夏にタテビックとアルメニアに里帰り予定なので、またご報告させて下さいね!
昨日はちょうどフランスの大統領選があったので、
そこから政治や経済について話をしました。
ソ連時代、社会主義を経験した彼女。
社会主義から、資本主義経過かしていく過程も体験し、
さらに、ノルウェーと日本という全く2つの国でも生活しているので、
色々な面で政治や経済が見れている!
そこで、彼女に日本がもっと良い国になるためについて、
アイディアを聞いたとところ、
政治や経済政策ではなく、

「精神面」について、改革が必要だと。

会社に長くいることが、仕事と思うような考えを
集団も個人も変えなくてはならないと。


「効率的じゃない!と思うことが日本の組織には多すぎる気がする。」
と。
私も彼女も大学の専攻は人間科学系。

経済とか政治を変えて、それを継続させるには、
集団や個人の価値観を変換することも必要なんだよね~
と二人で同感しました。

そして、もしフランス人なら、決選投票をどちらにいれる?と。
左派ロワイヤル女史!!
とこちらも同意見。
実はねこれが私がノルウェーで勉強をしようかと思って、
5年の計画を練っていたこと。
「女性が政治に入るとどいう影響を与えるのか」
ノルウェーは世界で一番、女性の社会・政治進出が進んでる国。
女性の視点が大きいく影響するからなの?社会福祉や人権が経済より優先とされるのは。
でもね、私はもっと面白いこともノルウェーで発見。
男性らしさとか、女性らしさを社会が強制しないノルウェーでは、

とても女性らしい考えの男性
、反対にに、男性らしい考えの女性が多いこと!!
ノルウェー人男性が女性にアピールするときは、
いかに自分が家庭的かをアピール!
例えば手料理のホームパーティ開催や、
暖炉を手作りするなどなど。
逆に女性は腕っ節の強さが自慢になることも!!
ノルウェーで人気女優になるには、
美貌も、運動神経も必要なんです!
2代目日記では、着付けワンポイントアドバイスポイントを公開しています!
http://2daime.kimono-sakaeya.com/?eid=621182

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07th 4月 2007

カメルーンは、経済より人道支援がお好き?

カメルーンから日本にようこそ Ojuku!
Ojukuはノルウェーで同じ学校に通ったお友達。 
アフリカのミニチュアとよばれるカメルーンから、
JICAの災害対策プログラムで現在日本に滞在しています。
同じくノルウェーからの友人で、
筑波で勉強中の友人アルメニアのタテビックと、
歓迎使節団を急遽作成、
本日、お台場を案内いたしました!
 ずーーと、オジュクは「These area are too nice!」と言ってくれ、
今まで個人的な趣味でお台場をあまり外国の友達に紹介していなかったことを反省。
「そうだよな・・・こういう場所って他の国にはめったにないよな・・・
埋め立てで、色々な企業が別々に大きな商業施設を建てていて
一生に一度しか日本に来られない人も多いのだから、自分の趣味を押し付けちゃいけないな~」
気がつけばずーーーーと写真をとっているオジュウク・・・
「写真はもう終わりにして話そう!」ということで、
オジュウクに聞いたノルウェーと日本の環境政策の違い!(オジュクは環境や地理の研究者です)
ノルウェー、オスロ大学での専攻は「環境と開発」だったオジュク。
「持続可能な開発」を発表した国らしく、
いかに自然を守りつつ、開発をしていくかをノルウェーでは学んだはず!
それがなぜ、日本の経済最優先の開発(と、私には思える)を勉強しているの!?
開発によって汚染が起き、自然の生態系が変わったり、
住民達が強制的に引越しをさせられているのを知っていのかな?
やはり・・・オジュウクにはJICAからのそいうったマイナス面のアナウンスはなかったようでした。
私が話をすると「かほりは馬鹿?」と鼻で笑われちゃった・・・(T T)
いいところだけピックアップをして、案内をすることが本当に良い事なのかな?
真実を捻じ曲げてない?と私には疑問に・・・
でもね、最後には!
お互いの考えは一致。
「経済より人道支援が重要」
私の考えるノルウェー像「全てのものの前に人権がある」という考えに、
共感&支持をしてくれました。
でも、一方で私の日本像「全てのものの前に経済がある」という考えは否定。
Ojuku「だってかほり、もしそれが本当だったら、日本人の人がこんなに楽しそうにしているのは何故?」
そうだよな・・・
お台場で仲むつまじいカップル、家族、友達たち。
この笑顔は強い経済、そして安息する場があるからだよね。
ありがとうね、オジュク日本に来てくれて!
明日は選挙。今後の将来はどうなるのだろう?
これから大人なになる子供達には全く罪はないのですから、
子供達のためにも未来に自然や伝統を残せる国になったらいいな。
そしてそれの経済発展と自然の調和をどうすればいいか、
ということを、アフリカの地からぜひOjukuに発信して欲しいな。

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04th 4月 2007

「言」と成し、負とする日本、正とする西洋

いよいよ新年度!
サラリーマン時代に学んだことで、
良かった所は続けていこうと

「事業計画表と目標設定」を作ろう!!
 (Jのみなさんいまだに「目標設定シート」ってある??)
そして、コミットするためにここで発表しようと!と思っていたのですが・・・
その前に、最近ブログに色々コメントをいただけたことが、
とても嬉しいく、私なりにもっと深くお答えできればと思い、
今日のブログを更新しました。
コメントを拝見させていただくと、
西洋と日本文化の違いについて

お話してくださっていることが多い気がします。
そこで、私が日本文化をうまく表現されているなあ、
と思った言葉をある茶花の先生が発していたので
紹介をさせていただこうと思いました。
それは・・・
「言葉は負になる」


言葉を語らずして、意思を伝える。
茶道にしても、日本文化は
型を意思の表現にし、
言葉を最大限に排除しています。


(写真はお花見の茶会から。Davidサンキュー!)
言葉のあるところには、衝突が生まれ、
衝突をさけ、調和を良しとする
という日本の倫理感を現している・・・

と、毎週のお茶のお稽古で思わされます。
一方・・・
以前のコメント欄にも書いたのですが
西洋の倫理の代表聖書にはこう記されています。
「初めに言葉があった」
聖書はおそらく「言葉」は危険だから、使用を注意しろ
と述べていると思うのですが、
さらに進んだ解釈が社会に生まれ、
以下の考えも根強いと思います。

「言葉を交換(議論)することから、改善が生まれる!」

だから「懺悔」や「許し」という発想もあるのでしょうし、
「議論と人格は別」
と説いてくれたイタリア人ジャーナリストの言葉は、
まさにそれを表してるのじゃないかな?
この件を考えていると、
ノルウェーの講座で発表したあるエッセイを思い出しました。
それは・・・
あきらかに教授の意見の批判も含んでいるのでが、
発表後、教授から「ブラボー」と拍手をされたのです。
他の生徒からは批判や共感で握手を求められ・・・
発表しても感想が戻ることが少ない日本社会、
そして上にむかってつばをはくと、
もどってくることが多かったサラリーマン時代。

びっくりやら、とっても嬉しいやらで・・・
価値観の転換があった出来事でもありました。
その渾身のエッセイには、
初代からの「戻ったら、即お見合いで結婚!大作戦」プレッシャーと、

英語ができなくて何が悪い!
という私の開き直り、
さらに、日本のインターネットサイトの優位性(今はまた違う考えが芽生えてますが)
などなどを書き記しました。よかったらのぞいてみて下さい>

http://english.kimono-sakaeya.com/?eid=338247


本当に本当に一生懸命書いたエッセイ。(写真は、バケーション中寮ではご飯がでないので、セブンイレブンでかったランチボックスと猛勉強風景。このパスタランチで900円くらいします!物価高すぎ・・・)
こんなに英語が上手にかけているのは、
何度もお礼をいっても足りないくらい
同室のキャサリンのおかげです。
キャサリンに最初にこのエッセイを見てもらった時のこと、今も忘れられない・・・
「かほり! オピニオン(意見)がオニオン(たまねぎ)になってるよ!!」
(右から二人目がキャサリン。みんなが羽織をメールオーダーしてくれました。左の写真は「初体験!」1つの部屋、しかもこんなに近いベッドでの長期の共同生活。最初はなれなかったけど、自然とキャサリンがいないと不安で寝られなくなるまでに。もうひとつの写真はお寝坊さんして、朝食に遅れたら、キャサリンが作ってくれたマートパッケ(ノルウェー語でサンドウィッチのお弁当みたいなこと)。他者への労わりの精神は世界共通!)


そして、今日は母が以前取材をしてくれた朝日新聞の記者さんに
今度の選挙について取材を受けました!
これにも、戦前世代の価値観には
今の選挙制度って向かないかもな~
と思ったことがあったので、これは近くお店の「二代目日記」で発表させてくださいね!

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30th 3月 2007

母は直角な山を登りに、娘はお茶釜でご飯を炊きに

 家族と仕事を一緒にする事
それには、たくさんの葛藤があるものです。
私も実はたくさん・・・、ついこないだまでありました!
しかし、これをうまく浄化できる案を「2代目帝王学」を受けている、
二代目仲間に教えてもらって、最近は気持すっきり。
それでもやっぱり大変なことも多いし、
家族で何か取り組まれている方への応援も兼ねて、
今日は私と母がいかに意見が食い違うかご紹介させてください!
(別途葛藤の克服方は、親と何かをされる方には、
絶対役立つので、またおってご紹介させてくださいね。Cさんありがとう~)
私と母とは本当に全く違う性格・価値観・趣味! 
驚かれるほど、意見が相違します
(二代目仲間には「親との喧嘩は毎日の基本でしょ」との声も)。
この我々の相違について、
今日は休日の使い方を例にとって紹介させて頂きます!
弊店の定休日は、木曜。
母は、毎週山登り。高尾山か秩父の山、何度も何度も同じ山に違うルートでチャレンジをします。
一方私は、お茶のお稽古。 昨日ももちろん、お互いの趣味へ朝から出かけて行きました。
私は昨日は特別なお稽古で、
「茶事」(お茶だけではなく、お食事もついる)の練習。
お茶のお釜でお米を炊くという、「茶飯釜」をさせていただきました(もちろん私は客人として参加です)。

(炭にかけたお茶のお釜にですよ、お米を入れて炊くんですよ!竹の火吹き棒で、フーフーとしてね!!)
「古きを振り返るなんて、風流でしょ。
掛け軸も言葉も楽清閑でね・・そのあと季節のお花がね~」
なんて、帰宅後私が説明をしても、
母は「私にはそいうった風流は理解できません。
山登りが一番楽しいのよ。今日のコースは直角だったんだから」
「直角のはずないでしょ!直角だったらロッククライミングで、筋肉もりもり必要なんだから!」
と私。
母は「いや、あれは直角よ。転がるように降りてきたんだから」
と会話が成り立ちません。
こんなことはざらです!
しかし!昨年大変、驚いたことがあります。
それは、私と母が嫌いな言葉一致したのです。
その言葉とは!
「がんばってください」
私はこの言葉には、
突き放したような、相手だけがんばればいいような空気を読み取りました。
母も「がんばってって、冷たい気がする、
言うならば「お互いがんばりましょうね」って」と。
私はね、るるぶ時代、あんまりお話したことのないけど、
素敵な先輩だな~って思っていた女性から、
退社後、大変共感する言葉を送ってもらい、使わせて頂いております。
今日このブログを呼んでくださっている皆さんにも、それをぜひ送りたいので、
ご紹介させていただきます!
「お互いフィールドは違うけど、ベストを尽くしましょうね!」
さあ、初代の動向をもっと知りたい方は、最近書き溜めた「二代目日記」の「今日の初代」まで!
熱く語りすぎていて、女将のブログはつまらない!といってたあなた!
そう、こちらの「二代目日記」は、おちゃらけていますよ~
絶対噴出して笑っちゃうから、会社で見ちゃだめですよ~皆さん!

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24th 3月 2007

作家城山三郎さんの訃報に寄せて

作家城山三郎さんの訃報を見たのは、
昨日九州から帰る飛行機の中での新聞でした。
今回、偶然訪れることができた知覧へも訪問できましたので、
そこへ、戦争下での「組織」と「個人」についての書著が多い、
城山さんの訃報は、胸をえぐられるよな気分になりました。
彼の著書、「落日燃ゆ」に感動したのは、たしか大学生のころ。
今からもう8年も前です。
「落日燃ゆ」は、広田弘毅氏について、
家族の話や、遺品から書かれたノンフィクションです。
元首相で、戦犯として死刑となった広田。
しかし彼は、本当は戦争阻止のために翻弄をしていたのです。
組織にありながらも、自分のモラルを貫き、
戦争を阻止を努力し続けた。
しかしながらも、組織にその声はかき消され、
周囲からは、同一視されて、最後には死刑となる・・・
不本意にもかからわらず、広田氏はいっさい言及せずに、死を受け入れました。
この真実は、広田の死後、口を閉ざし続けた家族に、
城山氏が相当な努力をし家族からのインタビューができなければ、
我々には明かされなかったでしょう。
「歴史をしることで、未来をよりよきものにしたい」
と、私にはそう城山氏の気持を受け止めました。
最近、お年頃なのでしょう、
私が良く聞かれる質問は
「どんな人がタイプですか?」です。
私は頭に思い浮かべるのは、
この広田弘毅のような人です。
タイプとは間違っているかもしれませんが、
尊敬する方、もしくはこうなりたい理想の自分かな?
自分のモラル・志がしっかりある人、
そしてさらに、「和して同せず」。
周りと協調しながらも、
自分の志に反することには手をそめない。
さらに広田のように、もし周りが悪に流れ、
自分を貫く。
くしくも、同一視されたときも、
彼のように抗うことなく、他とともに罰を受け入れらる度量のある人。
でも・・・
私には一生かかってもできそうにありません。
だから、もう一段落として、努力していることは、
不平を言うような状況があれば、
自分でチャレンジして、改善していこうということ。
前にも書いたのですが、
こんなに平和で自由が認められる国に、
健康でしかも学校まで出させてもらったのですから。
ルウェーで知り合った友達の中には、
「平和」をしらない子もいました。
「平和」がいかに手に入れがたく、
私達がこの平和なこの時代の日本に住めること、
それがいかにすごいことが
私は身にしみて知りました。
そしてそれはね、、
勝手に出来上がったものではないのです。
戦争でたくさんの命を代償にできあがった現在の世の中なのです。
だから今の状況を無駄にすると、
日本の未来のためと、
死んでいった特攻隊の若者に申し訳ない・・・
知覧の特攻隊の基地後に作られた
平和記念館で、
私は何度も何度もそう思いました。

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19th 3月 2007

私の代わりに・・・

お店の着物が海を渡りました。
イングランドではSueが着物販売をスタート。
お客様あてのニュースレターにて紹介をしてくれています。
こちら・・>http://2daime.kimono-sakaeya.com/?eid=588514
さらに、オーストラリアの男性が
結婚式参列とお茶会用にと、着物1セットをご購入してくださいました。

まったくお会いしたこともないのに、
私のつたない英語で、私を信頼してくださって、よく注文をしてくださった。
すごい!と自分でも感心してしまう。
そしてね!

国際交流でお三味線やおうどんを作ってくれる大切なお友達は、
カナダへ着物とともに留学。

詳しいお話はこちら>http://hometown.blog.shinobi.jp/Category/12/
「着物大好評だったんですよ!
越智さんと出会わなければ、着物を持っていくなんて考えなかった。
越智さんに感謝」といっていただけたとき、感無量でした。
(もともと大変律儀で、謙遜される方なので、私がいなくてもきっと立派になされていたと思うのですがね)

私は新しい海外へ行くチャンスを逃してしまったけど、

みんなが楽しかった!とか嬉しい!とか話をしてくれると、
なんだか私も幸せだ。

人の役にたてる、人を幸せにできるって、いいな~と思った、
桜の開花を待ちわびる、今日この頃。

そこで、一句・・・
桜花 幸の便りと 早く来い! 

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14th 3月 2007

ただいま 

お休みを頂いて、旅へ。
そして、こんなことをしていました。
(会社勤めしていたころは、こんな格好を自らして撮影するなんて考えられなかった・・
こうやって自分をさらけ出されるようになったのは、「強さ」の秘訣だと、
ノルウェー女性には高評価を頂いている・・・だからなのか・・・ノルウェー女子の飲み会に呼んでもらっているのは・・・)
この写真で場所を当てた方! 旅行検定2級!?
(ヒント 私がお勤めをしていたころ、よく出張していた場所です!
不思議なのですが、とても相性がいいと思い、私としてはお気に入りのこちらの土地。
でもお伺いするたびに、出張中、洋服や靴をなくしていました。
今回もカーディガンが消えました・・・ なんでだろう・・)
 
でもって、やっぱり着物に関わることがあると、打ち込んでしまいました。

昔の人はこうやって自らの着物を織っていたんですね・・
そしてそれが余暇でもあったといわれています。
今回、恥ずかしながら、初めて洋服姿を公開してしまったのですが・・・
すっごいノルウェーファッション=カジュアルでしょ!?
これで歩いていると、ぜったい知っている人も、気がついてくださらない。
寂しいような、気が楽なような・・・
出発前からむやむやしていた懸案について、
今回の旅で、心の決着がつけました。
「ゆるす」について、一生懸命考え、
この旅で、私なりの回答を見つけられた気もします。
その私の考えを聞いてくださる方は、どうぞMOREへ・・・

(続きを読む…)

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