10th 6月 2007

さかえ屋で越智香保利にケンカを学ぶ

上野千鶴子さんのように、
“風をきって先頭を走る”フェミニズムの旗手
ではないのですが、
“風に裾をめくられつつ歩く”
着物リベラリズムの旗手でありたいと思っています。
(英語のインタビューでは。
effort to make the kimono more accessible to everyone
と答えていますが、これで意味が通じているかちょっと不安・・ どう思います?)
例えばね、若い方がお店にいらして、
結婚式に着物で出席したいので、
相談にのって欲しい言ってくださることがあります。
嬉しいな、光栄だなあと思って、より詳しく話をお伺いすると、
何の用具も持っていないが、
予算は5万円ほど・・・・。
(着物を着るためには、用具がちょいと必要です。
こちら参照下さい>http://kimono-sakaeya.com/goods_img/l_good2.html
一度買ってしまえば、ずっと使えるのですが、
この最初の初期費用があなどれません。)
「5万か~ 厳しいなあ!」と思いつつも、
でも何とかしてあげたいじゃない!
若い子に頼られるなんて、
人間の器量が試されるってもんよ!と。
でも、それには「社会通念」に従っていたら、間に合いません。
お客様にも、
「正統派からはややはずれすのですが、
ご予算内でもできますよ。
でも、当日ね、何か指摘をされるかもしれません。
そんなときの反論も私流にお伝えしますから、
それでいっちょやってみましょうじゃないですか!」と。
 
Mさんはお若い(20代前半)のですが、
ご結婚をされたこともあり、
着物で友人結婚式に出席したいと、弊店に尋ねてくださいました。
ご予算が、一般的に結婚式に来ていただく「訪問着」には届かず、
小紋(カジュアル向け)で決定されました。(写真はそのときの相談風景)
さてその時、もしものときのの私の反論は
「昔の人は、もっと自由に着物を着ていた。」 
(この訪問着などの考えは、西洋化にあわせ、明治維新後つくられたんですよ!)
そして彼女から以降こんなメールを頂戴しました。
=====================

でも、本当に、目から鱗だったんです。こんなに気軽に和服を
楽しめるなんて思っていなかったので。確かに最初は小物を
購入したり、いろいろそろえるのにそれなりに金額はかかりま
すが、その後は洋服を買うのとそれほど変わらない金額ですも
のね。
中でも一番だったのが、「昔の人は、もっと自由に着物を着て
いた」
とおっしゃっていたことです。お母様も口を揃えてましたよね

だったら私も自由に着てみたい、と思ったわけです。
いろんな国の文化を柔軟に受け入れることのできる日本だから
こそ、
自国の文化をきちんと自分なりに理解して表現していきたいな
ぁ、と
(写真はその後参加頂いた撮影会での一枚。お似合いでしょ!)
=========================
数年前に、ミニスカートの浴衣がブームだったことがあります。
そのときは「絶対反対!」なんていってたけど、
今ふと思うと
私には全てを否定できる根拠を思いつけない。
形はなんであれ、キモノや浴衣について
みんなに考える機会を与えてくれて、
あれはあれで文化としてマイナスだけの面ではなかったな」

って。
 (マセドニアから友達が来日したとき、
着物をプレゼントしたら、とてもとても上品で、しきたりをこわすことなどしないようなお母様が、
「わたしこれにベルトして、ヒールを履いて日本でパーティにでる」 いってくださいました)
そしてね、逆に私は着物の用具を洋服に取り入れています。
これらは、帯揚げという、やはり着付けにつかう用具なんですが、
私の大好きな「加藤萬」とい一番のメーカー (着物業界言うエルメス)
のものは、こんなにデザインがステキ!
お洋服のときのスカーフにも使おうと、
この紺の色違い、赤を冬はグレーのコートに合わせて使っています!
その他、お客様の声や写真を今回 二代目日記で更新しました。
よかったら見てみてくださいね!http://2daime.kimono-sakaeya.com/

Leave a Reply