2006年10月21日
TITLE:この顔にピントきたら・・・ 着物検定上級です!
男性の着物ライフをもっと向上させたい・・・
女性の私にそれが出来るのかな?
でも出来るかもしれない・・・
そう勇気付けられたのは、こちらのお写真のお二人との出会いからでした。
業界の方ならご存知でしょうか、左は1日1~2万アクセスもある「男のきもの大全」のサイトを消費者として立ち上げ、
今では光文社新書で本をお出しになられたり、
男性着物の愛好者を正しく導くネット塾を立ち上げられた早坂伊織さん。
そして右は、昨今日本で一番有名な呉服屋さんといっても過言ではない、銀座もとじ、泉二社長です。
営業力まかせの販売をいっさいせず、
こだわった商品づくりでお客様を魅了するという、
私が一番注目している呉服屋さん。
たった1代で銀座で「男性着物専門店」を立ち上げ、
今では女性物の呉服店も開業された伝説の方です。
さて、今日は一つ、皆さんに男性着物現状についてもっと知って頂きたく
以前調べたデータを発表させていただきます!
2001年の日本全国の繊維産業市場の売上を男女別に比較すると
洋品 男性物3兆489億円 女性物6兆6.180億円 約1:2
和装 男性物296億円 女性物4.806億円 約1:16
洋品は約1/2倍なのにもかかわらず、
和装はなんと女性に16倍もの差をつけられているのです。
でもね。。。男性の着物って女性からすると、
着付けも簡単だし、必要なものは少ないし、ほんとうにうらやましい限りなんですよ。。。
それなのに、「どうしてお召しになっていただけないの!」
そんな逆切れをしまして 今年の夏は私は一生懸命男性の方に、
「日本男児として一度は着物(浴衣)をお召しになりませんか?」と説明させていただきました。
そして、全く浴衣をお召しになったことのない、
男性に浴衣の良さを伝えるという使命感に燃えました。
男性のお客様の声>>>http://2daime.kimono-sakaeya.com/?cid=31014
そんな夏のある日、
お誂えいただいた浴衣を調えていると、
母がぼそっと言ったのです。
「男性がオシャレができるいい時代になったね」って。
そう!母の若かりし時は戦争の騒乱。
お国のために、みな戦い、働き、おしゃれなんてごんごどうだん。
さらに、日本人男性が女性より早く着物離れをした大きな理由も
「戦争」にもあるのです。
洋服は軍隊の制服として、男性に一挙に浸透しました。
それから私は
「全ての日本人男性に、着物を着ていただき、それで好きか嫌いか判断してもらいたい」
そう思うようになりました。
そして、前回日記にで書かせていただいたとおり、
男性着物の一番の生産地、米沢へ。
それは私が京都で確信をした
「産地の気持ちときちんとお客様に伝えられる呉服店になる」
という気持ちにウソをつかないため。
そして・・・みなさまのご協力のおかげで、
来月から弊店でも、
常備男性のリサイクル・新物の男性着物を御案内させて頂くことになりました。
この男性着物のお披露目会を11月3~5日のお月見と国際交流のイベントを絡めて開催いたします。
詳細> http://event.kimono-sakaeya.com/?eid=377871
呉服店の販売会は、強引な販売方法をとられるとことも多いです。
しかし今回、私は新しい形でこの販売会にチャレンジします。
それはもしわけないのですが、、、皆様入場料をお願いしたいと思っています。
でもこの入場料には、徳島から空輸したうどん、阿波の番茶、そしてお月見の特別なお菓子。
さらに、外国人の方達と一緒に楽しめるミニイベント+お月見会まで付いています。 (会費 2300もしくは4800円)
お金を頂いておりますので、
商品はいくらでも試着してください。
触ってください、そしてなんでも納得するまで聞いてください。
ご購入いただけた場合は、入場料は全てお返しします!
女性の方にも色々商品を持っていきますので、
大宮まで遠くていけなかったとか、
着物を着てみたかったと思う方は、
ぜひ御運びくださいね。
もう一度申し上げますが、「押し売りは一切致しません」(^^)
**前回お知らせしたときは、
全予約制の前金としましたが、
予約・前金は一切不要です。
またはんなり倶楽部会員以外でも御運びいただけますので、
どうぞお気軽に御運びください**
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